ダイヤモンド鑑定書の再発行について

2019年2月15日 金曜日

ダイヤモンド鑑定書の再発行について

INDEX

  1. 1. 鑑定書の再発行はジュエリーショップもしくは鑑定機関で
  2. 2. 鑑定に出す際はダイヤモンドを台座から外す必要がある
  3. 3. 鑑定書を発行してくれる代表的な鑑定機関4選
    1. 世界的なハイブランド御用達の鑑定機関「GIA」
    2. 日本で発行されている鑑定書の約7割を占める「CGL」
    3. 国内大手ブランド・百貨店の宝石の取り扱いが多い「JTL」
    4. カラーダイヤモンドの鑑定に強い「AGT」
  4. 4. 再発行はリスクも考慮したうえで慎重に

ダイヤモンドを購入する際に付いてくる「鑑定書」は、ダイヤモンドの品質を表す証明書のようなものです。紛失した場合は、鑑定するダイヤモンドがあれば再発行することも可能です。
ここでは再発行について詳しくご説明していきます。

鑑定書の再発行はジュエリーショップもしくは鑑定機関で

鑑定書の再発行は購入したジュエリーショップ、もしくは鑑定機関で可能です。気軽に鑑定を依頼できるのは購入したジュエリーショップかもしれませんね。
ですが、ダイヤモンドの鑑定は公正さが求められるので、販売を行っているジュエリーショップでの鑑定よりも鑑別しか行っていない機関の鑑定書の方が効力があると言われています。

また、鑑定書を再発行をする場合にかかる費用に関しては一律の料金はありません。いくらかかるかは、各鑑別機関の基本料金やダイヤモンドのカラット数によってことなるので、一概にいくらというのは言えません。
基本料金の目安は、0.3カラットであれば5,000円ほどになるので参考にしてください。

鑑定に出す際はダイヤモンドを台座から外す必要がある

鑑定に出す場合、そのまま出せると思っている方も多いかもしれませんが、ダイヤモンドは単体の状態にしないと鑑定してもらえません。
ダイヤモンド鑑定では、ただ状態をチェックするのではなく、ダイヤモンドのサイズを測ったり表面の傷をチェックしたり、裏からカラー評価をしたり詳細な鑑定を行います。
そのため、台座にセッティングされた状態では鑑定できないのです。

鑑定に出す場合は、事前にジュエリーリフォーム店や百貨店の宝石売り場などで台座からダイヤモンドを取り外しておきましょう。

鑑定書を発行してくれる代表的な鑑定機関4選

鑑定書を発行する機関は100以上あると言われていますが、せっかくお金をかけて再発行するのであれば、やはり信頼性が高い機関で鑑定してもらうのが一番です。
ここでは、数ある鑑定機関の中でも特に鑑定実績や宝石業界からの信用が厚い代表的な機関をご紹介します。

1. 世界的なハイブランド御用達の鑑定機関「GIA」

アメリカで設立されたGIA(正式名称「Gemological Institute of America」)は世界的な宝石の鑑定機関で日本にも支部があります。GIAの鑑定書は世界で通用するもので、もっとも信頼がおける鑑定をしてもらえます。
カルティエやミキモトなどハイブランド御用達の鑑定機関なので、鑑定依頼先が決められないという方におすすめです。
GIAの鑑定の基本料金は7,800円となっています。

2. 日本で発行されている鑑定書の約7割を占める「CGL」

国内最大の宝石鑑別機関で、海外にも知名度が高いのがCGL(正式名称「中央宝石研究所(Central Gem Laboratory)」)です。

宝石卸業者の間でもっとも利用されるCGLは、現時点において日本で発行されている鑑定書の約7割を占めています。
ベルギーダイヤモンドの公式代表機関となるHRDと業務提携を行っており、世界初のダイヤモンドサブレポートの開発など、ダイヤモンドの価値を高めるために貢献している鑑別機関なので信頼できます。

CGLの鑑定の基本料金は5,000円となっています。

3. 国内大手ブランド・百貨店の宝石の取り扱いが多い「JTL」

近年、鑑別機関の中でも急成長しているのがJTLです。
JTL(正式名称「Jewel Trading Laboratory」)では、主に国内の大手ブランドや百貨店で取り扱われている宝石を鑑定しています。
宝石鑑定には時間がかかる上に、鑑定後の事務作業なども加わるので納期が長いのが一般的ですが、JTLは納期が早いためスムーズな鑑定が期待できます。
また、JTLではダイヤモンドを枠から外す作業も行っているので、自分で他のジュエリーショップに依頼する手間も省けますから、忙しい方におすすめです。

JTLの鑑定の基本料金は3,500円となっています。

4. カラーダイヤモンドの鑑定に強い「AGT」

カラーダイヤモンドの鑑定に強いのがAGT(正式名称「AGTジェムラボラトリー」)です。

普通の鑑別機関は無色透明なダイヤモンドを鑑定するのが一般的で、カラーダイヤモンドのグレードや価値の判断基準は少々曖昧なところがあります。
AGTは国内の鑑別機関の中でももっとも鑑定が厳格と言われているので、ピンクダイヤモンドやイエローダイヤモンドなどカラーダイヤモンドの鑑定書はAGTに依頼する方が多いようです。

AGTの鑑定の基本料金は4,000円となっています。

再発行はリスクも考慮したうえで慎重に

鑑定書があれば、いつでも気軽に売却できますし、譲るときにも喜ばれます。
ただし、鑑定をするときには台からダイヤを外すので、その時に傷がついてしまうリスクがあります。

また、保管状態によっては鑑定をしても品質が落ちていることもあるので、鑑定書を再発行する方が高くつくかもしれません。
再発行の際は、こういったリスクをしっかり検討から依頼しましょう。