ハリー・ウィンストンの創業秘話

2019年3月8日 金曜日

ハリー・ウィンストンの創業秘話

INDEX

  1. 1. ハリー・ウィンストンの創業秘話
  2. 2. ハリー・ウィンストンの特徴
  3. 3. ハリー・ウィンストンの買取相場
    1.  - 「4つのC」よりも厳格な基準をクリアしたダイヤモンド
    2.  - 宝石を立体的にセットする「クラスター」技法
  4. 4. 創始者ハリー・ウィンストンの信念と情熱は今日も受け継がれている

王侯貴族やハリウッド女優の装飾品として愛用され続けるハリー・ウィンストン(Harry Winston)のジュエリーは、80年間にわたり、常に「最高峰の証」として認識され続けています。
ここでは、他のジュエラーの商品とは明らかに一線を画する同ブランドの歴史や特徴、買取相場をご紹介します。

ハリー・ウィンストンの創業秘話

優れた鑑識眼とデザイン力で成功を掴む

熱心な慈善家ハリー・ウィンストンによって創業された同ブランドは、最高級ジュエリーと高級複雑時計の製造に力を注ぎ続け、今日の不動のステータスを確立するに至っています。
父の営んでいた宝石店を手伝いながら経験を積んできたハリー・ウィンストンの才能を表すものとして、次のエピソードがよく知られています。少年時代、彼が質屋で見かけた緑色の石を25セントで購入したところ、その石が本物のエメラルドと判明し、800ドルで売却されることになったといわれています。

その後は1920年にプレミア・ダイヤモンド社を設立。富豪が遺した宝石をアレンジした彼のデザインは、世間に注目され始めることとなりました。

そして1932年には、ハリー・ウィンストン社が設立されました。
「宝石そのものに合わせてジュエリーのデザインが決まる」が、揺るがぬ同ブランドの信念。これに基づき、常に時代を先取りするジュエリーデザインを考案し続け、それらは同ブランドを代表するデザインとして、脈々と今日に受け継がれています。
また、ウィンストン・レガシー・ダイヤモンドをはじめとする、世界各地で最も有名な宝石の獲得に注がれ続けた情念も見過ごせません。

常にジュエリーの世界のトップランナーとして歩み続けるハリー・ウィンストンは、最高級ジュエリーの製作と複雑時計製造の伝統を未来に伝えるべく、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ジュネーブ、香港、上海、東京など、世界各国の主要都市でビジネスを展開中です。

ハリー・ウィンストンの特徴

多くの人々が「他のジュエラーとは何かが違う」と声をそろえるハリー・ウィンストンのダイヤモンド。その秘密は、厳格な選定基準や特徴的な技法などにあります。

「4つのC」よりも厳格な基準をクリアしたダイヤモンド

一般的なダイヤモンドの評価を示す基準として、「4つのC」があげられます。ですが、ハリー・ウィンストンのダイヤモンドと認定されるには、これらの評価より遥かに厳格な基準をクリアしなければなりません。

鑑定証上での評価に加え、同ブランドの鑑定士による「ハリー・ウィンストン独自の美しさと輝きに対する資格基準」に基づく鑑定を徹底することで、同ブランドのダイヤモンドの高い品質を保ち続けています。

いかなる鑑定書上に記載された鑑定結果にも反映することができない、独自の高度な鑑識眼を用い、より複雑な鑑定基準を設けることで、ハリー・ウィンストンのダイヤモンドは選び抜かれています。

宝石を立体的にセットする「クラスター」技法

ハリー・ウィンストンの「ジュエリーの個性を決定する要素は宝石そのものである」との信念は、それまで一般的だった「セッティングを先に考える」でなく、「ダイヤモンドの形と輝きがセッティングを導き出す」との、当時としては革新的な発想を生みました。

この発想が、今日ハリー・ウィンストンを代表するデザインとして不動の人気を博する「クラスター」技法につながります。これは、さまざまなカットのダイヤモンドを立体的に台座にセットすることで、あらゆる角度から光を捉え、その輝きと気品を最大限に引き出すものです。この技法が、同ブランドの卓越した技術を世に知らしめることとなりました。

ハリー・ウィンストンの買取相場

定価の50%以上で買取される場合も!

ハリー・ウィンストンは、数あるブランドの中でもジュエリーが最も高い価格で取引されるブランドで、定価の50%以上で買取されることもあります。

たとえば、百合の花がモチーフとなっている「リリークラスター・コレクション」は、有名人も愛用しているとあって再び人気が集まっているようです。参考までに、プラチナ製の「リリークラスター・バイ・ハリーウィンストン・リング」は、もとの価格が106万9,200円となっているところ、買取相場は60万円弱で、定価の50%を上回る価格となります。

創始者ハリー・ウィンストンの信念と情熱は今日も受け継がれている

創始者ハリー・ウィンストンが抱いていた、ダイヤモンドの輝きを最大限引き出すことへの情熱と信念は、今日の同ブランドの商品にも脈々と受け継がれています。革新的なチャレンジが生み出した画期的な技法は、職人ひとりひとりのきめ細やかな作業を通じ、同ブランドの宝石に最高峰の輝きを与え続けています。